第12回テーマ(全13回):「何が変わったのか」
みなさんこんにちは!工藤です。
台風も過ぎ去り、先日久しぶりに関東(東京・千葉)へ帰省をしました。
台風も過ぎ去り、先日久しぶりに関東(東京・千葉)へ帰省をしました。
私は沖縄に行ってからよく「変わったね」と言われます。
確かにそうだと思います。
変わった・・・何が変わったのか。どうして変わったのか。
今回の帰省は私にとって内省をする時間にもなりました。
振り返ってみると、変わったというよりは「元々あった自分を取り戻している」感覚があります。
いつからか「仕事用の自分」やら「友人用の自分」やら、無意識に自分を使い分けていて、自分も周りもよく分からない自分になっていました。
接触を恐れて内面を出し切らないために無難な態度で過ごしていたことが多かった気がします。
子供の頃から段々とそんな自分が構築されていったのでしょう。
私が今年沖縄に行ってみるとそこには余分なものが削ぎ落された生活がありました。
慣れるまでは本当に大変でした。
便利ということすら感じることもなかった東京のあれもこれもほとんどが無い。
清潔とはいえないペンションで生活がスタートしました。
私は肌や鼻炎のアレルギー持ちということもあって身体のあちこちがおかしくなり。
でも家の近くには病院もないので慣れるしかなかったです。
大雑把なサービスにも驚かされました。
ペンションに届けられた賃貸アパートの鍵が、共有通路の階段に置いてあった時は、貴重品を預かってもらうのは当たり前ではなかったのか…!と(笑)。
「勝手にどうぞ」という感じです。
そこでこちらが怒っても変人扱いですから平然としているしかありません。
もちろん大変なことだけではありません。
温かな人間性溢れる人たちには大変助けられました。
そんな環境で徐々に気付いていったのです。
「自分は生き物として弱いなあ・・・」ということに。
「弱っていた」という言い方の方が正確かもしれません。
東京にいると満たされていることすら気付かない恵まれた毎日がありました。
おそらく沖縄県が東京と全く同じ環境であったならば、全く異なる文化が生まれていたことでしょう。
経済的な問題や台風の被害、そして歴史の中での様々な苦難。
そのような環境では生きるための優先順位が自然とつけられます。
私にとっては一番大切なものは何なのか気付かされる環境でした。
ハブ博物公園にて大蛇と共に。
…去年は絶対やっていなかったです(笑)。
またこの写真を見て色々言われそうですが…。
このコラムタイトルは「価値観をぶっ壊せ!」です。
更に付け加えると、ぶっ壊さなければならないのは、中心(コア)から遠く離れて贅肉のように膨れ上がってしまった価値観です。
だから大切なものは壊していません。
大切なものがはっきりしていれば強く生きられると思います。
それって本当に必要なのかな?
私は昨年までそんな荷物を山ほど担いで毎日生活していました。
大切なものが何なのか。
私の場合は沖縄県で生活をすることによってそれが見つかりました。
みなさんはどのようにして大切なものを見つけましたか?
またはこれから見つけていきますか?
それでは今週のコラムはここまでです。
それでは今週のコラムはここまでです。
来週が最終回になります。また来週火曜日にお会いしましょう!!
by yuichirokudo | 2018-10-16 15:00